教員からメッセージ:2024年度から経済的な理由で教科書が買えない人を考慮して、教科書が無くてもCAD技術が学べる授業計画を考えました。ただし、課題などは指定している教科書をベースに作成しているため、完全に平等な環境ではないことは留意してください。
ページ更新日:2024.12.22(日)
Jw_cadの使い方を解説しているサイトはWEB上にも多く見られます。しかし包括的に解説しているサイト自体は限られます。
(JwCAD)Jw_cad公式サイト:https://www.jwcad.net/index.htm
(JwCAD)Jw_cad操作マニュアル:https://jwcad.s-projects.net/
(コンペ)登竜門:https://compe.japandesign.ne.jp/
(コンペ)koubo:https://koubo.jp/
Jw-cadは無料で配布されています。自分のパソコン(WindowsPC)に入れて利用できます。(Jw-cadダウンロードページ:https://www.jwcad.net/download.htm)
拡張子を表示するように設定
講義では同じファイル名のファイル(拡張子だけが違う)ができることが多く、間違えることが多いので、必ず拡張子を表示する設定をしてください。方法は例えばこちらのサイトなどに載っています。
授業での解説や、教科書・参考サイトを頼りにJw_cadの使い方を身に付けながら、下記の課題に取り組みます。
下記3つのLesson(教科書)内容に沿って学習を進め、課題2-1の「自主作図課題1」を提出してください。
Chapter1 Lesson1 線や円の作図と消去方法
Chapter1 Lesson2 寸法入力による図の作図と図面データの保存
Chapter1 Lesson3 図面を開き、作図を加えて印刷(PDF保存)
自主作図課題1の解説
自主作図課題1の例を参考にしながら作図する。
PDFファイルを出力して、Slackで提出する。
ファイル名は「学籍番号-自主作図課題1.pdf」(例:1250987-自主作図課題1.pdf)とする。
※ファイル名に丸数字①を使わないこと。
提出は、PDFファイルをSlackに提出すること。
提出先はSlackの「#cad図学2024-step2-自主作図課題1」のチャンネル。
締切は講義の概要ページのスケジュールを参照。
下記4つの項目(教科書:Lesson)について学び、「自主作図課題2」を提出してください。
Chapter1 Lesson4 家具の平面図の作図
Chapter1 Lesson5 部屋の平面図の作図
Chapter1 Lesson6 文字の記入
Chapter1 Lesson7 寸法の記入
[自主作図課題2の説明]
Step2-2 自主作図課題2のPDFを参考に作図を行います。
作図は①図枠、②家具、③建具の順でスキルアップを重ね、最後に部屋を自由に作図しましょう。
部屋の大きさは8000mm×5500mmで、壁の厚みは芯線を中心に200mmです。
家具3つ以上 , 建具(入口,窓など)2つ以上は作図すること。
家具や建具のレイアウトは自由です。自分で考えたコンセプトに合わせてレイアウトを決めましょう。
[ 注意点 ]
線色と線種を使い分けよう。
寸法は線色1、家具は線色2、躯体線など実線は線色3、補助線は補助線色、芯線は線色4
寸法は実線 、家具は線種2、躯体線など実線は実線 、補助線は補助線種、芯線は一点鎖1 など
[課題の提出について]
図枠には題名・縮尺・日付・学籍番号・名前を記入します。
完成した図をPDFファイルに出力して、Slackより提出して下さい。
ファイル名は「学籍番号-自主作図課題2.pdf」(例:1250987-自主作図課題2.pdf)とする。
※ファイル名に丸数字②を使わないこと。
提出は、PDFファイルをSlackに提出すること。
提出先は、Slackの「#cad図学2024-step2-自主作図課題2」のチャンネル。
締切は講義の概要ページの講義日程を参照。
基本となる操作
クロックメニュー(一部でOK)
・短い時間で作図するために覚えたい
レイヤー操作
・作図や印刷する時、図の表示・非表示を選択できる
基点操作
・図を移動する際にどの地点を基準とするか決められる
寸法入力と寸法計算
・寸法ウィンドウ内では四則演算もできる
属性と選択
・属性変更や、属性選択は図の整理整頓効率を向上
中心線
・2線間の中心を求める時に使う
さらに便利な機能
移動と複線
・一度書いた線を移動したりコピーする機能
伸縮
・線を伸ばしたり、縮めたり、一括操作もできる
切断
・線を切断して分割できる
コーナー
・2線が交わる関係の場合、交点まで2線を伸縮する
包絡
・2線以上の線から外郭を自動で作成、コーナー上位互換
パラメットリック
・図の端点を移動して図を伸縮できる
ツールが使えると色々な作品が作れます。ロゴや名刺あたりから使い方を練習すると良いでしょう。
自分で立体物を日常的につくるのもおすすめです。簡単な物から始めましょう。
( 例は1個130円で作れるレザークラフト )
[自主作図課題3の説明]
Step2-2で作図した「自主作図課題2」の平面図をもとにの断面図を作図します。
提出するPDFファイルに平面図と断面図を「A3用紙1ページ」にまとめます。
A3用紙は縦使いとし、上から平面図、断面図の順番でレイアウトして下さい。
部屋の大きさは8000mm×5500mmで、壁の厚みは芯線を中心に200mmです。
平面図には家具3つ以上 , 建具(入口,窓など)2つ以上は作図すること。
家具や建具のレイアウトは自由です。自分で考えたコンセプトに合わせてレイアウトを決めましょう。
[ 注意点 ]
平面図に、芯線、芯線記号、断面記号、方位記号を描き込む。
線色と線種を使い分けよう。
寸法は線色1、家具は線色2、躯体線など実線は線色3、補助線は補助線色、芯線は線色4
寸法は実線 、家具は線種2、躯体線など実線は実線 、補助線は補助線種、芯線は一点鎖1 など
平面図に、芯線、芯線記号、断面記号を書き忘れずに。
[課題の提出について]
図枠には題名・縮尺・日付・学籍番号・名前を記入します。
完成した図をPDFファイルに出力して、Slackより提出して下さい。
ファイル名は「学籍番号-自主作図課題3.pdf」(例:1250987-自主作図課題3.pdf)とする。
提出は、PDFファイルをSlackに提出すること。
提出先は、Slackの「#cad図学2024-step2-自主作図課題3」のチャンネル。
締切は講義の概要ページの講義日程を参照。
Step2の評価は合計20点です。
自主作図課題1(2点) 、自主作図課題2(8点)、自主作図課題3(10点)で合計20点
遅刻やファイル名の誤り、提出場所の誤りなど、状況によっては減点があります。
再提出のタイミングはSTEP3が始まるタイミングで連絡します。
再提出の場合は、Slackに新規投稿するのではなく、スレッドに投稿すること。こうすることでTAのコメントなどの作業の流れが分かりやすくなります。
提出後にエラーを発見して再提出する場合には、必ず再投稿してください。Google Driveのファイルを更新するだけでは、教員やTAはファイル更新状況を把握できないので、再投稿が必須です。
ファイルを再提出する際には、ファイル名の最後に「再提出1」のように追記すること。
例:1250987-自主作図課題1再提出1.pdf
再々提出の場合は、ファイル名の最後の数字を増やすこと
※ 提出されたファイルは、教員やTAが確認して、誤りがある場合はSlackにコメントをしますので、返信コメントを見逃さないように注意してください。